バリュート (Ballute) は、「バルーン・パラシュート」の略で、アニメ『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』などのガンダムシリーズに登場する、モビルスーツ (MS) および宇宙艦艇の大気圏再突入用の装備(架空の技術)である。. スペースシャトルの軌道の周長は約4万キロメートルですので、それを90分、つまり1.5時間で1周するということは、時速26666キロメートルになります。 つまり、ガンダムやホワイトベースが無重力状態で浮かんでいる風景は、実は地球の引力に引き込まれないようにかなりのスピードで飛んでいるということになります。 アクセスランキング. ガンダム(GUNDAM)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)の一つ。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。, 作中の軍事勢力の一つ「地球連邦軍」が開発した試作機の1機で、主人公「アムロ・レイ」の搭乗機。額のV字型ブレードアンテナと、人間の目を模した複眼式のセンサーカメラが特徴で、ほかのMSに比べ人間に近い形状を持つ。これらの特徴は、以降のシリーズ作品に登場する「ガンダムタイプ」の基本となった。敵対勢力である「ジオン公国軍」のMSの多くを凌駕する性能を持ち、パイロットのアムロの成長と相まって「一年戦争」で伝説的な戦果を上げる。, 通常、単に「ガンダム」と呼ばれる機体は、アムロの乗る白・赤・青のトリコロールの機体(型式番号:RX-78-2)を指すが、『ガンダム』本放送終了後に展開された企画や外伝作品などで、配色や一部仕様が異なる同型機が複数開発されたと設定された(後述)。, メカニックデザインは大河原邦男が担当。ただしバリエーション機などについては、大河原のデザインをもとにほかのデザイナーが担当している場合もある。, 『機動戦士ガンダム』の総監督であった富野喜幸は、当初本機のカラーリングを白一色にしようとしたが、それでは玩具化した際にカラフルな他のものに負けてしまうため、最終的には赤・黄・青のトリコロールになった(白一色のロボットはのちの『重戦機エルガイム』で実現する)[1]。, TV版製作時の没画稿ではジムと同様のデザインのビーム・スプレーガンや、複数の装備をフル装備した画稿も存在した[2]。また、玩具用にジャベリンやバズーカ、電撃鞭などもデザインされており、このうちバズーカとジャベリンが採用されている[3]。, 地球連邦軍の技術の粋を集めて作られたMSであり、ジオン公国軍のMS-06F「ザクII」を徹底的に研究し開発された[9][注 1]。このRX-78ガンダムのうち、2号機はRX-78-1仕様から装甲と駆動系を変更した機体で[11]、公式には試作機と呼ばれつつも良質の材料と最高の技術で完成されたカスタムメイド機としたほうが正しいともされている[9]。, RX-77ガンキャノンを経て開発されたガンダムは、重火器を固定装備とした前型から兵装・防御システムを最低単位に分離し、対MS戦でザクを凌駕する高機動MSとなっている[12]。ジオン軍の一連のMSに単一機種で対抗可能なよう設計され、装甲材はRX-77から引き続きルナチタニウム合金を採用。加えて、特殊樹脂や強化セラミックを充填した三重のハニカム装甲とすることで軽量化の両立にも成功した[11][注 2]。, また、当時の最新技術としてエネルギーCAPが導入され、従来式メガ粒子砲よりも遥かに小型化されたビームが携行可能となった[13]。RX-78の2号機はサイド7にて実用実験を行った後、ホワイトベースに搭載されアムロ・レイの乗機として活躍[12]。完成度の高さは群を抜いており、MS-14ゲルググとともに一年戦争における最高位のMSである[9]。性能面で後の量産型RGM-79を遥かに凌駕する機体であるが、その一方で量産化を前提とした設計であるにも関わらずコストは高額となった[11]。, 試作機にもかかわらず、いきなり実戦に投入され、3か月余りの間に200機以上のMSと15隻以上の艦船、および5機以上のモビルアーマーを撃破するといった戦果を挙げている。, 機体のテストと最終調整のため搬入されたサイド7において、ジオン公国軍のMS隊の強襲を受けた際に、偶然にも操縦マニュアルを拾い、成り行きで開いていたコクピットに乗り込んだ民間人の少年アムロ・レイの操縦によって、ザクIIと初のMS同士の戦闘を行った末、勝利した。その後はニュータイプに覚醒するアムロの力もあり、ジオン公国軍兵士から“ジオンの赤い彗星”との対比で「連邦の白いヤツ」[注 14]と呼ばれ恐れられるほどの戦果を挙げる。劇中でジオン側の人物が連邦の新型MSを「ガンダム」と呼んだのは、第6話でのシャア・アズナブルのモノローグ(「彼がガンダムと戦って死ぬもよし」)が最初であり、第7話でガルマ[注 15]、第11話でシャアが「ガンダム」という名に言及している。ジオンの一般兵が最初に「ガンダム」と呼んだのは、第17話でコズンがホワイトベースから通信して友軍に情報を送った際である。, 一年戦争の最終決戦であるア・バオア・クーの戦いにおいては、固定武装のほか両手にハイパーバズーカ2挺、腰部にビームライフル、背部にシールドという空前の重武装で出撃。シャアの搭乗するジオングと交戦の結果相討ちになり、大破・放棄される。この際、左腕と頭部を失いながらも仁王立ちとなり、上方を飛ぶジオングの頭部をビームライフルで撃破したシーンは「ラスト・シューティング」と呼ばれ、ポスターなどに多く描かれる有名なシーンとなる。このあとジオングの放った最後の一発により右腕と右脚を破壊され、行動不能になったが、コア・ファイターの分離システムは生きており、アムロがア・バオア・クーからの脱出に使用した。, アニメ『リング・オブ・ガンダム』では、“アムロの遺産”の一部としてその後の同機が登場する(型式番号:RX-78-2)。一年戦争後に回収・修理され、宇宙世紀のあいだに機能的な部分をアップデートしつつ維持されていた。劇中ではリング・コロニーに保管されていたものをエイジィとユリアが奪取し、“ビューティ・メモリー”と呼応させた。, アーケードゲーム『機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン』でのゲーム内設定では、ガンダムに搭載された超小型核融合炉は HighWellHeavyIndustry製 MNF3d、最大熱出力19万 - 32万kW、最大電気出力15万 - 25万kW としている。, この型式番号 (RX-78) の由来は、アニメの企画書においてガンダム(ガンキャノンとガンタンクも含む可能性あり)の機体番号あるいは作戦番号を「VX-78」とする記述が存在したことと、第1話の台本でブライト・ノアが「ガンダーX78」と言っていることによる[44]。このセリフは実際には採用されず、テレビシリーズ放映中に他のMSを含め型式番号が設定されることはなかったが、劇場版第一作の公開前に「RX-78」という型式番号が付けられた。これを提案したのは、当時ラポートのアニメ雑誌「アニメック」の編集長で、富野由悠季と懇意だった小牧雅伸。テレビ版に登場した兵器の型式番号の多くは彼が「アニメック」誌上でつけたものである。「RX」は当時大河原邦男の愛車であったマツダのスポーツカー「サバンナRX-7」から[要出典]。, テレビ版および劇場版ではガンダムは1機しか登場していないが、テレビ版第2話ではホワイトベースに搬入しきれなかったガンダムの部品(アムロは「3機分ぐらいは(ある)」と述べている)をスーパーナパームで焼き払う描写があり、これらを組み上げていれば複数のガンダムが存在していたことになる。テレビ放送中に刊行された小説版では、ペガサス(ホワイトベース)はサイド7でガンダムとガンキャノンを3機ずつ受領する予定になっており(結果的にはガンダム1機とガンキャノン2機のみ搭載)、複数の存在が明確化された。また、劇場版第2作公開後に発行された書籍『ガンダムセンチュリー』では当初2機、総計8機が生産されたとされ、アムロが搭乗した機体は2号機であるとされた。その後のメカニックデザイン企画『モビルスーツバリエーション(MSV)』でもこれらの設定が踏襲され、1号機(準備稿をモチーフとしたプロトタイプガンダム)と3号機(小説版に登場したG-3ガンダム)が生まれた。さらに総生産数8機の設定も継承された[12]。, 型式番号の「RX-78-○」という末尾の数字と「○号機」は基本的に一致しており、型式番号の末尾は「製造番号」と認識されることも多いが、明言した資料はない。『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』ではこれを否定しており、末尾の数字は「仕様」を意味するとしている(例として、「RX-77-2」の型式番号をもつガンキャノンが複数機存在していることを挙げている)。アニメで活躍したガンダムは、当初プロトタイプガンダム (RX-78-1) として製造された機体の2号機を改修してRX-78-2仕様としたものであり、のちにマグネット・コーティングなどの処置を受けてRX-78-3仕様と同等にまで改修を受けている(この際に型式番号が「RX-78-3」に改められたとする資料もある[45])、という複雑な遍歴を持つ機体になっている。, 4号機から8号機は、『MSV』の設定では素体のままジムの母体になったとされ、うち4号機と5号機が改修を受け強襲揚陸艦「サラブレッド」に搭載された(ただし正式な資料はない)とされていた[12]。その後、1990年にバンダイ発行の雑誌『SD CLUB』で連載された「モビルスーツコレクション 大河原邦男MS最新設定集」(のちの『M-MSV』)で4号機から7号機に新たな設定が加えられ、それぞれRX-78-4からRX-78-7の型式番号が付けられた。8号機については『MSV』以外の設定はない。また、2011年発行の書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ RX-78 ガンダム』では、1号機から3号機を「ファーストロット」、4号機から8号機を「セカンドロット」として区分している。, 劇中で使われることなくボツとなった設定としてウイングがある。これは、ガンダムに自力飛行能力を持たせるための装備であった。用意された設定画では3重の蛇腹板状になった折りたたみ式の構造で、背部ランドセルの両側面から生えるような形で装備される[46]。, 『MSV』で文字設定のみ掲載[47]。連邦軍のMS開発系統図で、ガンキャノン初期型とプロトタイプガンダムの中間に位置する。ガンダムの原型機とされる以外は詳細不明。, 『ガンダムマガジン』No.1掲載の細井雄二の漫画「RX-78誕生秘話」にも、ガンダムの「ひな形」と呼ばれる機体が登場する。開発者はテム・レイで、大きさがザクの半分程度しかなく、外観もガンダムとはかなり異なる。ジオン軍から鹵獲したザクの頭部をビーム・ガンの一撃で破壊するが、連邦軍のMSパイロットの育成が遅れており、乗りこなせずに射撃の反動で倒れてしまう。, 『MSV』で設定された。ファーストロットに属するガンダムの初期の仕様で、特に1号機を指すことが多いが、2号機も当初はこの仕様である[12]。また、『MSV』の続編である『MSV-R』で顔面の形状が異なる「プロトタイプガンダム(ロールアウトタイプ1)」が新たに設定された[注 16]。, 徹底した軽量化が図られるとともに、宇宙空間での戦闘に耐えられるよう腰部と膝に冷却ユニットが設けられ、大気圏突入のための耐熱フィールド・システムも装備されている[12]。また、足首アーマーにはスリット状の姿勢制御バーニアが複数設置されている[12]。, ジャブローでのロールアウト時の塗装は1号機が黒と銀(「G-1ホワイト」とも言われる[52])を基調に一部赤、2号機が1号機の黒の部分を白で塗り分けられている[12][注 17]。その後1号機は宇宙空間で3日間のテストがおこなわれるが[53][54]、このときの1号機は顔面が異なる「ロールアウトタイプ1」で、ビーム・ライフルは改修後のものを使用している。鹵獲したザクII F型とセイバーフィッシュ2機を仮想敵機とした模擬戦闘の際には、ペイント弾使用のためザク・マシンガンを携行している。, テスト終了後はサイド7に移送され、1号機は白・青・赤のトリコロール、2号機は1号機の塗り分けに倣えば銀(のちに白)・赤・赤に塗り替えられている[12]。その後「無駄の整理」が図られRX-78-2に改修されるが、塗装に変更はない[12]。しかしのちに3号機も含めて塗装が統一されている[12][注 18]。, 本仕様のコア・ブロックとしてプロトタイプ・コア・ファイター1号機が試験運用されるが、まもなく完成したコア・ファイターに換装されている[55]。, 1号機はサイド7での運用試験のあとは記録がなく[56]、同地でのジオン軍の奇襲により破壊されたとする説もあるが[57]、真相は不明とされる[56]。, 『ガンダムセンチュリー』に登場。まだ「ガンダム」という名称が付けられる以前の仕様とされる。, 宮武一貴のイラストによれば、シンプルな下半身はほぼジムそのもので、額のV字アンテナがなく、代わりに側頭部から2本のアンテナが伸びている。コア・ブロック・システムはこの時点で導入されている。1号機の2週間後に2号機が完成し、ともに走行・戦闘テストが繰り返されている。, しかし、完成したビーム・ライフルのエネルギーCAPの消費電力が予定より3割ほど高くなったため、低出力のビーム・スプレーガンの開発を進める一方で、8機のプロトタイプのうち2機がルナツーで熱核反応炉を強化されている。これにともない、腰回りに出力強化用の補助システム、膝に冷却ユニットが装備されるといった仕様変更がおこなわれている。, 模型雑誌「電撃ホビーマガジン」掲載の1999年の企画「ソロモンエクスプレス」では、本仕様をもとにした「RX-78-1号機プロトタイプガンダム」が登場する。また、『マスターアーカイブ』では本仕様を基本に、前腕と足首アーマーが『MSV』版プロトタイプガンダムと同様の機体をRX-78-1の「ロールアウト時」、または「仕様策定前」としている。なお同書では、この仕様でロールアウトしたのは1号機のみとしている。, 『MSV』で設定された。ファーストロットに属するガンダムの最後の仕様で、特に3号機を指すことが多い。「G-3ガンダム」の名称は無線コードネームによる[61]。, 3号機は当初よりRX-78-2仕様であり、1号機と2号機に遅れてサイド7に搬入されている[12]。塗装は当時の1号機と同様のトリコロール[12]。ジオン軍のサイド7奇襲のその後については、2号機の補修用パーツ供給機としてホワイトベースに搭載されるが、オデッサ作戦に前後して回収され、オーガスタ研究所に移送されたとする説と[57]、サイド7で小破し、回収されルナツーに移送されたとする説[57]の2つがある。前者の説ではガンダムNT-1とデータの互換・補完がおこなわれた後に宇宙へ上げられたとされる[57]。, 3号機は星一号作戦の際に[12]2号機の雛形あるいはテストベッドとして[57]マグネット・コーティングを施される[12]。さらに熱核反応炉用のレーザー加速器も新型のものに交換され、2号機の2倍の運動性能を得ることとなる[61][注 21]。教育型コンピューターも新型のものを搭載[65]。これらの改修により、3号機の型式番号はRX-78-3に改められている[66][注 22]。また、この頃にはグレーを基調に塗装されているが[注 23]、資料によっていくつかのパターンが確認でき、現在では一部を薄紫で塗られたパターンが一般的によく知られている[57]。, 『MSV』の文字設定が初出で、のちに『M-MSV』で新設定とともにデザインされ、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』で追加設定とともにリファインされた(詳細は後述)。セカンドロットに属するガンダムの通算4番目の仕様で、4号機をもとに改修されている。コードネームは「G-04」。, 4号機は素体のままジムの母体となるが[12]、連邦軍はソロモンやア・バオア・クーの攻略、ひいてはジオン本国侵攻の主戦力として、5号機とともに宇宙戦仕様として改修することを決定する[71]。RX-78-2仕様を基本に(マグネット・コーティングは標準装備[72])、ランドセルを換装、スラスターやプロペラントを増設することで、機動力が40パーセント程度アップしている[71]。また、オプションとして両肩にプロペラント・タンクとスラスターが一体化したコンポジット・タンク・ユニットと、ランドセルにプロペラント・タンクを追加することで[73]稼働時間も延長され、要塞攻略戦など長時間に渡る戦闘において多大な戦果が期待されている[71]。コア・ブロック・システムは代替となるコックピットの射出機構の完成や[74]コストの問題から[73]不採用となり、そのために空いたスペースを冷却システムに転用することでジェネレーターも強化され、より強力なビーム兵器の使用が可能となっている[71]。, 4号機はメガ・ビーム・ランチャーを装備するために、さらなるジェネレーターと冷却システムの強化が施されており[71]、そのため胸部インテークの形状が5号機と異なる[72]。しかし、エネルギーCAPの容量不足の問題が解決されぬまま調整が続けられている[73]。塗装は白とグレーを基調に一部が青、インテークやスラスター類などが黄色で塗り分けられている。パイロットはルース・カッセル中尉。, 出典はガンダム4号機と同じ。セカンドロットに属するガンダムの通算5番目の仕様で、5号機をもとに改修されている。コードネームは「G-05」。, 5号機は素体のままジムの母体となるが[12]、その後4号機とほぼ同様の改修を受けている。塗装も4号機と同様だが、青の部分が赤になっている。パイロットはフォルド・ロムフェロー中尉。, 『MSV』の文字設定が初出で、のちに『M-MSV』で新設定とともにデザインされ、ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』で追加設定とともにリファインされた(詳細は後述)。セカンドロットに属するガンダムの通算6番目の仕様で、6号機をもとに改修されている。, 6号機は素体のままジムの母体となるが[12]、その後2号機で得られたデータをもとに再設計される[76]。ビーム・ライフルのエネルギーを使い切り、再チャージされるまでの火力不足を補うため、固定武装の強化を主眼に改修されている[76]。ランドセルはキャノン砲装備の大型のものに換装され、脚部には可変スラスターが装備されている[76]。塗装は白を基調に、濃紺と黄色で塗り分けられている。カメラアイは『ジオニックフロント』では赤だが、媒体によっては緑になっている。開発責任者およびパイロットはエイガー少尉。, 『MSV』の文字設定が初出で、のちに『M-MSV』で新設定とともにデザインされ、ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』で追加設定とともにリファインされた(詳細は後述)。セカンドロットに属するガンダムの通算7番目の仕様で、7号機をもとに改修されている。, 7号機は素体のままジムの母体となるが[12]、その後改修が施される。設計段階で一年戦争終結を迎え、基本フレームのみの段階であったが[79]、宇宙世紀0081年には完成している。, 当初からフルアーマーなどのオプション・システムを想定して設計されているため、機体各所にマウント・ラッチや[79]各種インターフェイスのオプション・ポートが設けられている[80]。増加装甲(ファースト・アーマー)を装着してフルアーマーガンダム7号機に、さらにセカンド・アーマーを装着することで重装フルアーマーガンダムとなる。本体にはマグネット・コーティングが施され、試作型の全天周囲モニターが装備されているなど、ガンダムNT-1クラスの機体性能をもつ[79]。ランドセルのメイン・スラスターは6発で、RX-78タイプの構造を積層するように配置することで高い推力と信頼性を確保するとともに、胸部ユニットと一体化したブロック構造により各種追加装備のドッカブル・ターミナルとしても機能する[80]。, 『ガンダムセンチュリー』および『MSV』で文字設定のみ記載された。『ガンダムセンチュリー』でガンダムの総生産数は8機である旨が記述され、『MSV』では「8号機」の表記が見られる[12]。「ガンダム8号機」(型式番号:RX-78-8)の表記が見られるのは、バンダイ発行の『ENTERTAINMENT BIBLE .42 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.6 デラーズ紛争編〈上〉】』のMS開発系統図のみである[82]。, 4-7号機と同様、素体のままジムの母体となっており、実戦参加記録なども見つかっていない[12]。, メカニックデザイン企画『MSV-R』で設定された。画稿は『ガンダムエース』誌上で公募された『MSV-R』読者参加企画第2回のグランプリ作品である「ガンダムスナイパータイプ」をもとに、大河原がクリーンアップしたものである。, 一年戦争終結後に検討された機体で[84]、ガンダムの機動性はそのままに中距離支援能力向上型として開発されている[83]。連邦軍の発注に応じて提案され、フルアーマーガンダムの延長線上にも位置する機体だが、脱着式ではなく本体との一体型として計画されている[83](設計期間短縮のため、ヘビーガンダムの設計の一部を流用したとする説もある[84])。メインカメラ前面には開閉式の遮断シールドを装備、これはセンサー作動時に発生する電磁波などの対応策ともいわれるが詳細は不明[84]。汎用性も高く、各種作戦に対応可能な設計であることから、採用機種の有力候補となる[84]。宇宙世紀0080年6月には情報が解禁され、ジムをベースにモックアップが製作されている[84]。しかし、すでに完成していたガンダム6号機でカバーが可能と判断され、同年末には開発が中止される[84]。塗装は濃淡グレーと青を基調とする。, なお、本機の装備を脱着式にしたフルアーマー・ガンナーガンダムが一年戦争末期に実戦参加したとも言われる。, 漫画『プラモ狂四郎』の劇中で主人公の京田四郎によって製作されたガンプラが初出で、のちに『MSV』に組み込まれた(型式番号:RX-78[86]もしくはPF-78-1[87])。一部書籍では「連邦軍が情報操作用に制作したCGによる架空の機体」とされる[88]。もともとはテレビシリーズに原画マンとして参加していた板野一郎が仕事の合間に描いた落書きで、パーフェクトジオングとの近接戦が描かれていたが、この時点で両者ともデザインはほぼ完成していた。, ガンダム本体と同様のトリコロールを基調とした増加装甲を胸部・肩部・腰部・下脚部に装着し、右腕部に直付け式の2連装ビームガン、背部には大型のパックパックとそれに直結した肩部大型キャノン、左腕部に装着されたシールドにはビームサーベルを3本と機雷投下ユニット、脚部増加装甲にはスラスターを追加するなど、さまざまな武装を施している。ただし、『狂四郎』では推力は強化してあるものの重装備なだけに鈍重な機体であり、同巻で対戦した軽装なセミアーマードガンダムの運動性能に翻弄され、惨敗している。また、その反省から後継機としてパーフェクトガンダムII(フルアーマーガンダム)、パーフェクトガンダムIII(レッドウォーリア)、HCMパーフェクトガンダムも製作されている。, 『狂四郎』では全身に改造を施されたフルスクラッチとも呼べる機体で、増加装甲は機体と一体化しており脱着不能であったが、『MSV』としてプラモデル化される際に小田雅弘によって一部デザインが見直され、1/100スケールキットでは装甲が脱着可能となった。マスターグレードでプラモデル化されたのもこちらのデザインである。さらに後にカトキハジメによって再度リファインされたものが、「GUNDAM FIX FIGURATION」「SDガンダム BB戦士」各シリーズで商品化された。なお、「BB戦士」ではオリジナルの要素として、頭部に装着する「ヘッドギア」と支援メカである「Gキャリアー」が設定されている。, ガンプラを題材とした2013年のテレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』の最終話では、クライマックスの場面で主人公の父親、イオリ・タケシのガンプラとして登場し、主人公を援護する場面が描かれた。わずか数秒ではあるものの初出から30年越しにテレビアニメへ登場したことから、Twitterのトレンドワードとなったり、『プラモ狂四郎』の原作者であるやまと虹一が個人ブログでイラストを添えたコメントを寄せたりするなど、大きな反響があった[89]。なお、この場面の原画は同アニメに原画マンやメカニック作画監督としても参加していた大張正己によるものである[90]。, 漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場。サイコ・ザク マークIIの装甲やパーツをガンダムに換装した機体。, ツクダホビーのシミュレーションボードゲーム拡張キット『トワイライト オブ ジオン』に登場(型式番号:RG-79AV)。, ガンダムの簡易量産型で、腰部ヘリウム・コアが除かれ、V字アンテナをもたない。カメラ・アイの形式は判別不能(ユニットのイラストが小さいため潰れてしまっている)。ガンダムと同様にビーム・ライフルとビーム・サーベル2本、ハイパー・バズーカを携行する。生産性が悪く、10数機で生産は打ち切られている。, 『サイバーコミックス』01掲載小説「TOP GUNDAM」に登場(型式番号:RMS-114)。名称は"Gundamtype Experienced Exertion Mobilesuit"の略で、ガンダム系の発展量産機とされる。カメラ・アイはジム系のゴーグル・タイプ。武装は180mm径のエレ・カートリッジ式ビーム・ライフルを携行する。宇宙世紀0089年から部隊配備が開始されている。, 宇宙世紀0082年に設立されたMSパイロット訓練学校「トップガンダム」に在籍するシェイド・ノヴォトニー中尉が搭乗し、ド・ダイIIに乗りバグダッドのジオン残党のスティルスザク3機と交戦、機体にダメージを受けながらも奇策により殲滅に成功する。, 『SD CLUB』第18-19号掲載のたけばしんごの漫画「シークレット・フォーミュラー 水中型ガンダム」に登場。題名では「水中型ガンダム」だが、作中では「アクア・ガンダム」または「ガンダム」と呼ばれる。, 同じく『SD CLUB』で発表された(のちにM-MSV)水中型ガンダム(アクア・ジムがベース)と外観に共通点が多く見られるが、肩部などが異なり、作中でジム系がベースであるとは語られていない。武装は右腕のハンド・アンカーは装備されず、ガンダム2号機と同型のビーム・ライフルを携行する。移動の際には小型潜水艦「Gマリナー」に搭載される。, 宇宙世紀0079年12月23日、3機がグリーンランドを出港してのテスト航海を50パーセント消化し、護衛の原子力潜水艦「リオグランデ」と合流してジャブローへ向かう予定であった。しかし合流地点で同艦は既に沈没されており、待ち伏せていたジオン公国軍のユーコン級潜水艦「U-31」のズゴック2機と交戦、隊長の1号機はGマリナーとともに撃沈される。2号機(パイロットはアラン、Gマリナーはデューク)はGマリナーから右腕のみを出し、ビーム・ライフルで1機撃破。3号機(パイロットはマリオン、Gマリナーはロイ)はその後現れたグラブロにGマリナーのメイン・バラストを破壊され着底するが、本機を射出。2号機と連携して残りの敵を殲滅する。なお、2号機と3号機はモノクロながら塗装の違いが確認できる。, 「電撃ホビーマガジン」の雑誌企画『ソロモンエクスプレス』に登場(型式番号:RX-78-2)[91]。, ソロモン攻略プランの一つとして極秘裏に検討されていた、RX-78-2の核攻撃用装備。追加装備されるそのユニットは、2発の大型多弾頭熱核反応ミサイル、背部に装着される大型の化学燃料高機動ブースター2基および中型宇宙艦艇のものを転用した熱核反応炉4基、背部の熱核反応炉に直結された大型メガビームライフルと腰部の実験用Iフィールド発生ユニット、上半身に装着される対宇宙塵用の増加装甲、耐核シールドなどから構成されている。, 想定されていた運用方式はブースターによる大速力を生かした一撃離脱戦法であり、ソロモンの開口部へ熱核反応ミサイルを発射したのちは、戦域を離脱しつつ全装備を分離し、最終的にはコア・ブロックのみが回収される予定だった。RX-78-2を用いて熱核反応炉1基のみを搭載した状態での加速試験が行われたが、その際にブースターの故障が発生しており、それに加えてあえて南極条約に違反することへの懸念もあったことから実戦配備は見送られ、代わりにソーラ・システムが投入されることとなった。, その後、ソロモンエクスプレス用のユニットはルナツーで保管され、搭載されていた熱核反応弾のみがガンダム試作2号機に転用されたとされている[92]。, ソロモンエクスプレスと同様に開発されていたG-3ガンダム用の核装備プラン。基本的な装備はソロモンエクスプレスに準じているが、武装はソロモンエクスプレスのものと同型の大型メガビームライフルのほか、2基の核バズーカと6発の熱核反応弾、60mmバルカン砲の砲口を流用した頭部後方のビームライフルとなっており、耐核シールドも2基に増強されている[92]。, ア・バオア・クー攻略用とされていたが、ソロモンエクスプレスと同様に実戦投入は見送られた[92]。, ティターンズがガンダムMk-IIを開発する際に、RX-78-2 ガンダムを徹底的に解析するために、各基地に現存するRX-78系の補給用パーツをかき集めて製造した機体。オリジナルのパーツの含有率は52%で、残りは現用機のパーツで補填されており、名称の由来となっている。ただし、この数値は外部装甲も含まれる可能性も指摘されており、実際にどれくらいオリジナルに近かったかは不明となっている(作中では、ジムIIより弱いとされている)。, 各スペックはマグネット・コーティング時に記録されたRX-78-2のデータをもとに同等に調整されている。コア・ブロック・システムは装備されておらず、カメラ・アイが緑色で左胸にセンサーが増設されているのが外観上の主な違いである。また、足首のアーマーにはプロトタイプガンダムのようなスリットが確認できる。武装は頭部バルカン砲とビーム・サーベルのほか、Mk-IIと同型のビーム・ライフルを携行するが、シールドは装備していない。Mk-IIの完成後は、同機の優秀性を実証するため何度も模擬戦闘をおこなうが、テスト・パイロットのカン・ウー大尉が体を蝕む程の過酷な操縦テクニックを用い、エドガー・エドモンド・スミスが搭乗する最新鋭機のMk-IIを圧倒し、勝ち続ける。業を煮やしたフランクリン・ビダンは実戦装備での模擬戦を命じ、その際にウー大尉が気を許した一瞬にコックピットを直撃され、撃破される。, 宇宙世紀0138年に童話作家シシリア・マディンの遺品より発見された『エドガー・エドモンド・スミスの日記』に登場する機体であり、当時の宇宙世紀世界でも実在するかは議論が分かれているとの設定がなされている。, 動く実物大ガンダムプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で設定された機体。, 一年戦争後、極東アジア地区YOKOHAMAで保管されていたものが大量に発見されたRX-78タイプの各部パーツをもとに、研究と分析を目的として地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて再構成された機体。パーツに関しての記録は残されておらず、未発見のパーツや資料も存在していたため、実質的に新型MSの開発と同様のプロセスを経て、約2年の研究・開発期間の後に起動実験が行われることになる[95]。, デザイン上の特徴としては、全体的にシャープとなった形状や、肩や肘、膝などの関節部にホイールなどの張り出しが存在すること、股と脛の長さが均一なことなどがある[96]。, ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、戦争の流れにおけるif(公式の歴史設定とは異なる架空の流れ)が楽しめるよう作られたため、ルートによっては地球連邦軍以外の勢力でもガンダムの製造が可能となる。, ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』に登場。シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンの乗機として製作されたガンダム(型式番号:RX-78/C.A)。, 「ニュータイプの理想を実現するべく、キャスバル・レム・ダイクンがネオ・ジオンを率いて決起したら」というIFの歴史に基づいた設定のMS。キャスバルはニュータイプの象徴としてガンダムを用いている。ガンダムの設計図を基にキャスバルに合わせて独自の調整がされており、他のシャア専用機同様、赤を基調としたカラーリングになっている。, 性能面では攻撃力などは普通のガンダムより若干上程度だが、運動性と限界が倍近く高く、耐久は若干下と、シャアらしい機体になっている。パイロットが赤い彗星だけに、コア・ファイターまで赤系統のカラーリングとなっている。, なお、ガンダムシリーズを代表するMSとキャラクターの組み合わせということもあり、他の「ガンダム」を題材にしたゲームやプラモデル・フィギュア等で登場することも多い。, また、本機に近い機体としてゲーム『戦士達の軌跡』にシャア専用ガンダムが登場する(形式番号:RX-78 Ver.CHAR)。キャスバル専用と同じくシャアのパーソナルカラーで彩られた点では同じだが、性能は普通のガンダムとほとんど変わらない。ジオン公国製の武器を装備できる。, 「宇宙世紀の史実よりも早くティターンズが成立していたら」というifの歴史に基づいた設定のMS。ティターンズカラーである濃紺に塗装されているのが特徴。, 同ゲームで登場するキャスバル専用ガンダムに比べ立体化される機会は少なく、わずかに玩具「MIA」の「ガンダム(セカンドバージョン)」、プラモデル「BB戦士」の「ゼータガンダムMSコレクション」、香港バンダイ限定商品「可動戦士ガンダム」の「ティターンズカラーバージョン」程度である。また、『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』にも同じカラーリングのガンダムが登場するが、この作品ではティターンズが登場しないストーリーのため「ガンダム・ムラサメ研究所仕様」の名称になっている。, 「ジオン軍がガンダムを鹵獲し、開発していたら」というifの歴史に基づいた設定のMS。深緑に塗装されており、ゲルググと同タイプのシールドを装備しているのが特徴。, また、「ジオン軍によって鹵獲されたガンダム」という設定の機体は、ゲーム『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX』にも登場している。, ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V』に登場。サブタイトルはテム・レイ軍シナリオ時。指導者テム・レイ搭乗。, 漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では原作アニメと異なり、一年戦争開戦以前からガンキャノン(最初期型)がアナハイム・エレクトロニクスにより開発・生産されて連邦軍で運用されている設定となっている。しかし、対MS戦闘を考慮していないためにジオン公国軍のブグおよびザクIとの史上初のMS同士の戦闘で完敗を喫し、その教訓から同社のMS開発部長テム・レイの指揮のもと、新たに対MS戦に特化したMSとして本機が開発されることとなる。, 漫画版の作中冒頭では、2機がサイド7で機体のテスト並びにパイロットの訓練をおこなっている。試作1号機は黄色を基調とし、格子状のラインとマーカーが入った衝突実験用のダミーを思わせる塗装となっており、頭部ツインアイはヘビーガンダムのようにバイザーで覆われている。また、ランドセルはショルダー・キャノン装備型(後述)に換装されている。ヴェルツ大尉が搭乗し、サイド7の工事ブロック(実際は演習場)で訓練中に潜入して来たザクII(C-6/R6型)の小隊と交戦し1機を撃破するが、2機目を至近距離からビーム・ライフルで撃破したため誘爆に巻き込まれ、穴の空いたコロニーの外壁から宇宙へ吸い出されて行方不明となる。, 2号機の塗装は原作と同じトリコロールで、バイザーも装備していない。正規パイロットのウィリー・ケンプ中尉は搭乗前にザクIIの攻撃に巻き込まれ死亡、2号機だけでもホワイトベースに搬入しようとするも移送中のレールで立ち往生し、原作同様偶然居合わせたアムロの操縦により起動する。, アニメ版は原作より前の時代の物語のみであるため本編に実機は登場しないが、アナハイムの社内会議でテム・レイが本機の開発について説明するシーンでは、モニターにCG(2号機前期型と同じ)が映し出される。また、アニメ版スタッフが試作した、2号機が「大地に立つ」場面を描いたショート・ディレクショナル・ムービー『GUNDAM RISING』がYoutubeで公開され、映画館の特設ブースで期間限定公開されたVR作品『-RISING-』には1号機が登場した。さらに、テレビ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第3弾エンディングでは本機の開発風景が描かれ、第12話版のラストでは『ガンダムセンチュリー』のRX-78プロトタイプをモチーフに[99]、頭部アンテナが額にV字ではなく後頭部に垂直に2本立っている機体が登場する。頭部以外は前期型と同じ外観で、脚部は未完成状態である。塗装は『MSV』のプロトタイプガンダム2号機のロールアウト時に準じて白を基調としている。, メカニックデザイン企画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery (MSD)』に登場。『THE ORIGIN』ではガンダムは宇宙で開発されているものの地上での運用も想定されているため、同機がサイド7で実働試験をおこなっている時期に、工期短縮のため地球での環境試験を並行して進めていたチームがいたはずだろうという発想をもとに設定された[100]。, 地球での耐環境試験のために開発された試作機で[101]、ガンダム試作1号機 (RX-78-01) とは別のチームが担当し[102]、試作1号機の余剰パーツと地上で調達されたパーツによって製造される[101]。完成当初は試作1号機と同様のイエローで塗装され、地上試験がおこなわれている[102]。当時、チーム内ではこの仕様を「RX-78[N]」と呼称している[102]。その後、白と紺のツートンカラーに変更され[102]、地上試験で不要とされた宇宙用装備が地上用・水中用のものに換装されており[101]、後世にはこの仕様を分類上「RX-78-01[N]」と呼んでいる[102]。関節部に暫定的に防水用シーリングが施され、ランドセルをハイドロジェット推進器搭載型に換装して、洋上試験がおこなわれている[102]。これら耐環境試験は宇宙世紀0078年に終了し[103]、結果はサイド7に送られ、ガンダム2号機に反映されたといわれる[102]。さらに、ジオン軍の水陸両用モビルスーツに悩まされる連邦海軍の提言により[102]、本機の洋上試験のデータからアクア・ジムや水中型ガンダムが開発されている[101]。, テレビ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第12話版エンディングでは、腕部が取り付けられていない本機が海上で起動テストをおこなう様子が描かれた。, 『THE ORIGIN』のスピンオフ漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、黒を基調に一部がオレンジに塗装された「北米戦仕様」が登場。地上試験時と同型のショルダー・キャノン付きランドセルを装備している。宇宙世紀0079年10月頃に[103]北米の砂漠地帯で、ジオン軍のいくつかの部隊を全滅させている。, 局地型ガンダムのテスト終了後、改めてガンダムタイプの部隊運用を視野に入れ、各種装備や機器の強化・改修を目的に開発された機体[101]。「FSD」は「Full-Scale Development(全規模開発)」の略[101]。局地型ガンダムとパーツを共用しつつ、量産化を前提に再設計され、基本性能と生産性の向上を達成している[101]。外観は胴体部が局地型ガンダムと異なる。ランドセルは局地型ガンダムのロールアウト時および北米仕様と同型だが、ランドセル左側のショルダー・キャノンは携行武装のマウントラッチに変更されている[105]。武装は、小型ビーム・ガンにロングバレルとスコープを組み合わせた試作型ロングレンジ・ビーム・ライフル、フォアグリップ部分をドラム型エネルギーCAPに換装したビーム・ライフル、ランドセル右側のビーム・サーベル、右腰のマガジンからのベルト給弾式と小型ドラムマガジンの弾倉式から選択できる[104]右前腕のガトリング・ガン、局地型ガンダムと同型の小型シールド、新規格の折りたたみ式大型シールド[105]。, 本機で得られたデータによってRX計画はさらなる展開を見せ、FSWS計画へと移行してゆく[104]。, 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、ジャブロー防衛戦でロングレンジ・ビーム・ライフル装備の白い機体と、ガトリング・ガン装備の黒い機体が実戦参加している。, いわゆるアニメ版のガンダムの解像度をあげたもの。本来はカトキハジメとあさのまさひこのお遊びで生まれたもので、1989年、当時最新のガンダムであったガンダムNT-1アレックスのデザインを見て、あさのの「ガンダムとアレックスは実際は同じ機体なのでは?」という提案から、カトキが「アレックスのデザインから逆算したRX-78 ガンダム」としてデザインしたものである。そのため頬当てや鎖骨部のダクト、腰のアーマーの形状やヘリウムコアの形状などアレックスのデザインとの共通点が見られる。さらに、対ジオング戦での、ラストシューティングを肩ブロックを回転しないで可能にするために、肩装甲が展開して腕が真上にあげられるデザインが考案された。そしてモデルグラフィックス誌の『センチネル0079後編』での1カットの為に模型作例が製作され、カトキのデザイン画と共に公開されファンの注目を集める事となり、「HG 1/144 RX-78 ガンダム」の組み立て説明書イラストやLDパッケージなどで、胸部ディテールなどが一部変更されて掲載されたことで、さらに注目されることとなる。また『ガンダム・センチネル0079』に登場したGM後期生産型はガンダムのデザインが完成した後に逆算的にデザインされた。その後Ver.ka(バージョンケーエー)と称されるようになったのは、Bクラブがガレージキットとして発売する際、当時バンダイとモデルグラフィックスがセンチネルの版権問題で揉めており、「ガンダム・センチネル」の名称を使用できなかったため、苦肉の策として、センチネル連載当時にカトキが読者投稿コーナーなどでの自身のコメントであると示す為に使用されていた「ka」という表記を使用した事が発祥である。, その後数多くのガレージキットメーカー、および個人ディーラーなどの手によって幾度となく立体化されるのみならず、バンダイのプラモデル「マスターグレード」と完成品TOY「GUNDAM FIX FIGURATION」でも立体化されている。, 2020年、「機動戦士ガンダム40周年記念 ガンダム×KEN OKUYAMA DESIGN×LDH JAPAN“G40プロジェクト”」として制作・公開されたスペシャルWEBムービー(通称『ガンダムG40』)に登場。2019年12月には、このプロジェクト用にリ・デザインされたガンダムの設定を基にしたガンプラも販売された。(以下、リ・デザインされたガンダムを「G40」と呼称), プロジェクトの起点は上述のガンダム40周年関連プロジェクトの一つとして、マイルストーン的なガンダムのプラモデル(ガンプラ)を生み出そうという事で、バンダイ側が「ガンダムを実在の工業製品としてデザインする」というアイデアを出したことに端を発する。ここから現実社会で実在する工業製品のデザインを多く手掛けている奥山清行(KEN OKUYAMA)の協力を得てRX-78ガンダム(以下「RX-78」)のデザインを「再解釈」してG40が生み出された。よってG40の諸元や武装は基本的にはRX-78と同一である。, 1970年代のリミテッドアニメ映像で動かす事を前提にしてデザインされたRX-78は、その後ガンプラとして立体物として数多の商品化がされた際、各部位の可動に独自の解釈がされるケースが発生。代表的な例としては「腰部のアーマーを可動させて複雑な動作の再現に対応」などが挙げられるが、G40はスペシャルWEBムービーの監督である松尾衡による進言もあり、実際の工業製品と同様の環境で設計し、3DCGで動かしやすいような再解釈が成されてデザインされている。前述した腰部アーマーも非可動となった替わりに人体関節に近づけた球体関節を各部位に採り入れ、人体の動きの基本である「ひねり」の入った動作(大地を踏みしめてビームサーベルを振り下ろす など)が人体に寄り近い形で再現できるという触れ込みになっている。(実際、G40のガンプラはアクションフィギュア並みの柔軟なポージングが可能になっている), また、WEBムービーではコア・ファイターが変形してコア・ブロックとなりガンダムのボディと合体する際、RX-78は垂直に合体するのに対しG40は水平に差し込まれて合体するという差異も確認出来る。, ガンダムは「近未来の人型兵器」としての認知が高い為、技術指標としてたびたび引き合いに出される。, 商業施設(テーマパークなど)に作られたガンダムモデル以外にも、宣伝・事業の域を超えてガンダム像が作られることがある。代表例としては東京・上井草駅前に立つガンダムの銅像“大地から”など。, 実物大ガンダム(じつぶつ・だい - )は、RX-78-2ガンダム像を設定通りに頭頂高18mサイズで作った立像モデル。「等身大ガンダム」・「1/1ガンダム」とも呼ばれているが、本節では特記なき場合は便宜上“実物大ガンダム”の名称で統一する[注 28]。広義では前述した“ 偶像としてのガンダム ”にカテゴライズされるモノだが、記述が多岐に渡って必要なため、節を分けて詳説する、また参考として2010年に中国で無許可建造された“ ガンダムに似た謎のロボット巨像 ”についても簡単に記載した(特記無き場合は以下の文章は日本の正規な実物大ガンダムについて記述した)。, 基本構造は鉄骨フレームにFRP製の外装を被せた物で、スケール相応のディティール造形やマーキング、首の可動やミスト放出などのギミック、各部の電飾など非常に凝った造りになっている。, 2009年に建造され同年に一般公開されたあと、2012年までは常時設置されず、何回か場所を変えて公開された(詳細は場所ごとに後述)。これはガンプラの技術を応用する事で分解・再組み立てが容易なように設計されているため、イベント的な展示に最適だという事情も加味されている。なお分解状態では大型コンテナ25個分に収まり、保管や輸送もしやすい[108]。過去数回ほど一部パーツのみの展示も行われている(後述)。, 2009年、ガンダム放送30周年記念とGREEN TOKYO ガンダムプロジェクトの一環として、東京お台場・潮風公園に立像としては世界初となるガンダム1/1(実物大)モデル(正式名称 RX-78-2 ガンダム Ver.G30th)が“建立”され、同年7月11日から8月31日の52日間、実物大ガンダムが初めて一般公開された。そのインパクトは絶大であり、「現実世界にガンダムが出現する」というコンセプトにふさわしいものであった。ただし、この際はあくまで平和とエコロジーの象徴という企画を体現し、手持ち武器は装備していない。2016オリンピック・パラリンピックの東京開催の招致PRを兼ねており、8月1日より公開終了まで、左肩部分のホワイトベースのロゴがオリンピック招致ロゴに変更された。, 期間中の来場者数は、当初予想の150万人を大幅に上回り延べ415万人[109]に達し、世間の耳目を集めた。一般来場者は地上からの鑑賞および撮影と足部への接触のみが可能だったが、ガンダム像の肩部にクレーンで昇り、通常では不可能なポイントでの記念撮影ができる権利がYahoo!オークションにおいて売り出され、放送作家の美濃部達宏が260万1000円で落札。また、ガンダムファンである一般の男女カップルが会場にて“ガンダム前婚”を行うなど、多くの話題を提供した。, お台場での公開終了後、ガンダム像はひとまず解体され、後述する静岡で再び大地に立つ日まで保管[注 29]された。, 様々な話題と経済効果を産んだ実物大ガンダムは、当初その去就は全くの未定とされていたが、2010年初春、日本最大のプラモデル生産地であり、バンダイホビーセンターを擁する静岡市が誘致に成功したと報道。同年3月、“ガンプラ誕生30周年記念イベント”の一環として7月24日より静岡市葵区(JR東静岡駅北側 東静岡広場)で開催される「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」会場に実物大ガンダムを設置する計画が発表された。このイベントにおける実物大ガンダムは抜刀状態のビームサーベルを片手に持ち、随所をリファインしたニューバージョン(正式名称 REAL GRADE 1/1 RX-78-2 ガンダム)となった。, 2010年7月24日から9月30日、12月1日から2011年1月10日の間はギミック等の演出がされる展示や様々な付随イベント、お台場でも好評だった「タッチ&ウォーク」に、グッズ・飲食物ショップも開催。前述の期間以外も、ホビーフェアが終わる2011年3月27日までは展示され観覧は可能であった(好評につき閉幕前10日間もギミック演出を行うこととし、公式発表まではされたが、東日本大震災の影響で中止された)。またホビーフェアの閉幕後も 4月1日までは解体されなかったため、遠巻きながら見学することはできたが4月2日に解体が開始され、4月8日までに展示ステージ以外の部品の解体と搬出が完了。展示ステージの解体も4月11日から開始され4月20日に完了した。, 2012年、最初に公開した潮風公園に程近いゆりかもめの台場駅そばに新しくオープンする複合商業施設・ダイバーシティ東京 プラザ内のフェスティバル広場に、関節部のディティールとマーキングが異なるマグネット・コーティング後の仕様を再現した[注 30]、実物大ガンダム(正式名称 REAL GRADE 1/1 RX-78-2 ガンダム Ver.GFT)が展示されることとなった。以前のものと違い、台座がなくなり、主構造の鉄杭を地下数十mに打ち込んでいる[110]。同施設にはガンダムシリーズ30有余年の歴史を特別映像や貴重な資料展示などで体感できるエンターテイメントスペース・ガンダムフロント東京も併設されていた(2017年4月5日に営業を終了、跡地には同年8月19日ガンプラ関連をメインとしたアミューズメント施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」がグランドオープンした。なおガンダムフロント東京と同時にオープンしたGUNDAM Cafe ダイバーシティ東京 プラザ店は現在も営業中)。, 展示期間については以前の展示時と異なり期限を定めず常設状態になっていたが、2016年12月、翌2017年3月5日をもって展示を終了すると発表[111]。展示最終日にはクロージングイベントが催され、富野由悠季が登壇。実物大ガンダムが生み出され展示された事への謝意や今後の展開(後述)への声援をファンへお願いし、約8年に及んだ実物大ガンダムプロジェクトは一先ず一区切りとなった。, なお、2017年秋に新たなる実物大モビルスーツ立像「実物大ユニコーンガンダム立像」が建造され、ダイバーシティ東京に設置された(詳細は随時上記項目先に記載予定)。, 2014年7月9日、サンライズによって設立された「ガンダム GLOBAL CHALLANGE」が、実物大ガンダムを動かす計画を発表。発表時点では技術的な目処が立っているわけではなく、実現のためのアイディアを世界中から募集するという状態で、2019年にその成果を公開する予定としていた[112]。なお、一般展示の「任務」を終えた実物大RX-78-2ガンダム立像は、今後は同企画の検証・参考用として使用される予定である。, その後、2018年11月21日には当初の予定から1年遅れの2020年夏に横浜市の山下ふ頭で動く実物大ガンダムの一般公開を目指すプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」を行うと発表された[113]が、さらに延期となり開催予定期間は2020年12月19日から2022年3月31日までとなった(日時指定の入場チケット販売制)。, 2009年9月24日から27日まで、頭部のみが幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2009のバンダイナムコブースにおいて展示された[114]。2011年8月13日から21日まで、再びお台場(シンボルプロムナード公園 セントラル広場)に戻り、頭部や右手のパーツ中心とした分割パーツが展示される。右手パーツには実際に乗る事が出来る(ある程度の制限あり)。今回の展示は同年に実物大ガンダムをCG処理して動かすCMを放送したカップヌードル(日清食品)の協賛により実現した。, 2010年12月、中国四川省成都市温江区にある国家4A級旅游景区(中国語版)の遊園地国色天郷楽園(中国語版)にてガンダムにそっくりな金色のロボット(高さ15メートル)が登場した。ガンダムの版権を管理する創通は著作権侵害の疑いアリとみなし調査を始めたが、遊園地側は「ガンダムのまねではなく、自分たちでデザインを考えた」などと強弁した(と言われる)。しかし、遊園地のホームページでは、中国語でガンダムを指す「高達」と明示して紹介されていた[115][116][117]。

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